『JR軽井沢駅』とは別に『しなの鉄道駅』が『軽井沢駅北口』に存在します。
『JR』の切符でも改札できるのかは……?(だって軽井沢駅に降りた事一度も無いです)
『大正レトロ』な面持ちの駅舎で、近代的な軽井沢駅とは対比的です。
それも其の筈、『観光車両・ろくもん』の専用ラウンジを備え、雰囲気は抜群です。
『JR姨捨駅』には『豪華観光列車・四季島』が入構の際、姨捨の夜景を見る為だけの専用ラウンジが在りますが、『四季島乗車券』が無いと入場できません。
『ろくもん専用ラウンジ』も『乗客の為』ですので切符が無いと見る事出来ません。(いつかは乗りたいですけど、地元だし、お値段……)
おっ。JR時代の『EF63機関車』が見える。
ホームに入るるには改札通らないと。
しなの鉄道軽井沢駅・入場料は大人¥190。苦しい中一生懸命経営を続けている『しなの鉄道』ですので少しは売り上げ協力しないとね。
『しなの鉄道カラー(赤とグレー)』車両と奥のホームに『ブルーカラー』車両。そして手前のホームには『EF63・2号車』が展示されています。(走行しない為パンタグラフを下ろしています)
今にも走り出せそうな程、保存状態も良く、窓ふきなどの掃除もされている様子です。
ボディ側面に堂々とした『EF63-2』の文字と『東芝⁈ 昭和38年製造』と書かれています。 感激じゃなくて還暦!
ピッチアウトして読んで下さい。
専門用語で良く解りませんけど、相当に重い機関車な様で、鉄のレールと鉄の車輪が空転する事無く、66.7‰の急坂を上り下りしたんです。
この今まで走って来た『長野方面行・電車編成』に、力と重さを備えた機関車を連結する場合、基本登り坂では坂下側に連結します(後押し)。
この連結作業の為に停車時間が10分程度在りました。その時間に『横川駅名物駅弁・釜めし』を買いにホームをウロウロしたり、ベンチで一服。
古い記憶では『列車の窓を開ける事が出来、身を乗り出して『駅弁立ち売り』を呼びました。その頃の『立ち売り』は一車両に一人(必ずしも『〇ぎのや』さんとは限らなかった)位の割合で立っていました。
一緒に買う『お茶』も『プラスチック容器』に入ったティーバッグにお湯を注いで¥30だったかな。他に使いもしないのに持って帰った覚えが在ります。(釜めし容器もお茶の入れものも結局捨てるんですけど)
先頭は今まで運転して来た車両の運転手が座る『電気機関車運台付普通客車(クモハ)』続いて『普通不随車両(サハ)』の車両が続きます。そして最後尾がやはり『電気機関車運台付普通客車(クモハ)』(終着駅で折り返すと先頭になるから) クは運転台付き制御車両+モはモーター(電気動力)車両+ハ(旧等級のイロハで普通車両の等級) ※旧国鉄時代の鉄道用語参照。
この車両編成が東京を出発し碓氷峠を越える際、横川駅停車中にした事が、機関車連結です。そう乗客が『釜めし』を買い求めホームを走り回っている時、構内機関士によって連結作業(連結器・油圧ホース・電装ケーブル・等各接続)が行われていました。
車両編成の最後部に『電気機関車EF63』を二両連結し(二重連)、運転(トルコン・ブレーキ)は『EF63機関車』の運転手が行いました。先頭車両の運転手は『目視安全確認』と非常ブレーキ操作のみで、機関車運転手と無線や汽笛連絡で連絡を取り合い、『機関車運転手』はメーターを観ながらの運転を行ったそうです。(前を観たくても見えない。トンネル入れば尚更)
軽井沢に到着したら、今度は連結を解除しなければなりません。やはり10分弱の停車時間です。食後のコーヒーや一服を求め、ホームでタバコを吸う人。釜めしの容器を捨てに行く人がウロウロしていた時間です。
で『機関車EF63』は、次の昇り編成に連結する為に引き込み線で待機です。
此処、『しなの鉄道軽井沢駅ホーム』に展示されていますが、詳しく知りたい・触りたい方は『JR横川駅』近くの『碓氷鉄道文化むら』をお勧めします。
旧『碓氷トンネル』を歩いて散策出来る『アプトの道』も楽しめます。