アプト式機関車

 

 私の記憶に在る『信越本線・碓氷峠』は『RF63』の連結ですが、更にそれ以前は『アプト式』が採用されていました。

 

 『アプト式』とは線路の間に敷かれた『ラックレール』の凸凹に『機関車』に付けられた『ピニオンギア』を噛み合わせて急勾配でも安全に昇り降り出来る装置です。詳しくはウィキペディア。

 

 以前『静岡県・大井川鉄道』で観ましたが(乗ってない!)、鉄と鉄の擦れあう音が遠く離れていても五月蠅い程でした。急勾配のトンネルなどでは音が反響して、窓を閉めていても耳を塞ぎたくなるとか。

 

 

 凸凹の『ラックレール』も在る!  其れにしても『連結装置』これで大丈夫か?

 

 基本、坂下側に連結し、後ろから押す(後押し方式)ので『緩衝装置』(丸いオレンジ色の板と油圧)がしっかりしていれば良いのかも知れません。

 

 

 『アプト』とはドイツ人開発者の名前だったんですね。

 

 トンネル高が低い為、『パンタグラフ』では無く、レール間の『第三軌条』から『集電靴』によって電力を得ていたとは初めて知りました。

 

 う~ん『集電靴』かぁ、見てみたい。

 

 

 『熊の平駅』かぁ。今度行ってみますね。

 

 

 中程の窓から内部が覗き込めます。(窓ふきして欲しいなぁ)車幅の中央に在るのが『ピニオンギア』でしょうか。

 

 

 『トルクコントローラー』の手前に在る『切り替えスイッチ』 メモリに在る『R』と『A』は『レール』と『アプト』の事でしょうか。

 

 『狭軌道』の車両に何度か乗りましたけど、今この機関車が走っていれば絶対人気出るでしょう。観光の目玉デス。

 

 

 狭軌道レール中央に見える『ラックレール』と『第三軌条』に見立てた『コンクリートブロック』に延びる『集電靴』

 

 今走っていれば『撮り鉄』が集まるだろうなぁ。