『ひまわり畑』で有名な『沖ノ原遺跡』周辺は、高台に在る為『千曲川系水利』(新潟県では信濃川)や『中津川系水利』の水は頼れない筈。では『田畑』に必要な『水』は何処から?
バイクで走っていたら『龍ヶ窪池』の案内が出ていました。
只の『貯水池』じゃ無いだろうと好奇心がムズムズ。
早朝の為、駐車場に人の気配は無し。係員の詰め所(プレハブ)が在ってパンフレットが置いてあるんだけど、鍵が掛かっていました。
駐車料金を入れる箱が在りましたんでちゃんと料金を入れまして。(二輪車¥50)
駐車場から整備された散策道を暫く歩くと池のほとりに出ます。
湖面には薄っすらと霧が掛かりとても神秘的です。更にゆっくりと動いている為、『龍』が湖面を泳いでいるかの様です。
池の一番奥に鳥居が見えました。
綺麗な水が湧き出している辺り、石橋を渡ると社が在ります。
体重三桁ですので『石橋を叩いてから………』なんて事はしませんけどチョットおっかなビックリ。まぁ何事も無く渡れましたけど。
鳥居扁額には『龍田宮』と在りましたので、田畑に水を供給する『竜神様』かな。
梁の力強い彫刻が印象的です。
人間国宝が著名な神社仏閣に施した彫刻も素敵ですけど、名も無い山の中の小さな祠に、やはり名も無い人が一生懸命彫った感じですけど素敵。
『龍ヶ窪』 昔から滾々と湧き出る泉に感謝して神様を祀ったのでしょう。
森と水からたっぷりパワーを頂きまして。