もみじの滝

 

 国道299号線、通称『メルヘン街道』を西走すると、『八千穂高原自然園』の看板が目に入ります。『トリデロック遺跡』訪問の際にも此方の駐車場を利用させて頂きました。

 

 『国道141号線・佐久穂IC』から『麦草峠』を越えて『奥蓼科』に至るまでに『コンビニ・ガソリンスタンド』などは無く、飲料自販機・食事の出来る数少ない場所のひとつです。

 

 街道沿いに『食事』『そば』『うどん』などの幟に混じって『もみじの滝』の幟も在りました。

 

 受付で大人¥300の入場料を払い、管理された『自然園』の中へ。(昔はタダだった様な気がするんですけど?)

 

 

 手入れの行き届いた散策道を歩きます。

 

 『自然園』とはいえ『樹木』には『ネームプレート』と簡単な説明書きが添えられています。

 

 この『八千穂高原自然園』には『所要時間』や『体力』に併せて三つのコースが在ります。

 

 二つの滝のみを廻る『白コース』(所要30分)、滝に『遊亀湖』迄を含めた『青コース』(所要50分)、更に『熊穴』や『九輪草群生地』を巡る『青コース』(所要90分)

 

 時間や体力に合わせてお好みのコースをどうぞ。

 

 

 『飛竜の滝』です。『滝』には『〇〇の滝』などの名称が付いている場合が多いですが、イマイチ『飛竜』を感じないのは気のせい?

 

 因みに『滝』と『瀧(旧字体)』が在りますが意味は同じ、落差のある水の流れです。

 

 『滝』は常用漢字、『瀧』は固有名詞(名前や地名)に使われる場合のみ使われます。

 

 

 『もみじの滝』 一日中日陰に在り大分『もみじ』が散ってしまいましたが。

 

 実は単に『もみじ』と云う植物は無く、『イロハモミジ』と『オオモミジ』『ヤマモミジ』の事を指します。

 

 しかも種類的には『カエデ』の仲間で、『切り込みの深い葉っぱ』を『モミジ』、つながっている様に見えるのを『カエデ』と云います。

 

 『カエデ』とは『カエルの手』から来ている言葉だそうです。

 

 通常、真っ赤な『紅葉』が観られるのは『湖水・河川』などの水辺の傍で、湿度が関係してきます。

 

 『滝』の傍には『イロハモミジ』の深紅が似合いますね。