某アニメ映画『〇の名は』で、隕石により造られた湖が描かれていますが、そのシーンのモデルとなったのが『立石公園』から俯瞰する『諏訪湖』とされています。
『諏訪湖』は『フォッサマグナ』の西端に位置し、活断層のズレから出来たとされています。水深が浅いから(最大深度7m)堰止湖と思っていましたけど違いました。
『葛飾北斎』の『富岳三十六景』にも描かれる程(版画ですけど)風光明媚な湖ですが、『農薬』や『生活排水』流入のお陰で汚染(富栄養化)が進み水質は悪化、『アオコ』の発生や、水生植物の『ヒシ』の大量発生にも繋がっています。
『天竜川』の起点ともなっている『諏訪湖』ですが、流出するのは『天竜川』のみ。沢山の流入水路が在るのにね。
流れ下る『天竜川』は幾つものダム湖を造り、発電の恩恵を与えてくれています。
『諏訪湖・釜口水門』から流れ出る『天竜川』にほぼ沿って走る『JR飯田線』は、『長野県・辰野駅』と『愛知県・豊橋駅』を 結ぶ総沿線距離200km程の区間なのですが、駅の数が約100駅。単純計算で駅間平均2kmとなります。駅を出発したらもう次の駅的な感覚。一周34.5kmの中に30駅を有する山手線よりはマシ?そんなこんなで6時間近くを座りっぱなし。(酒飲んで寝てましたけど) 湿布薬は必需かも。
船下りで有名な『天竜峡駅』を過ぎた辺りから様子は一変します。山の中や川沿いをクネクネ・ノロノロと進みます。
駅は在るけど集落は何処? みたいな処を幾つも過ぎ、当然のごとく売店も無ければ駅弁なんて物も売っていません。(唯一『平岡駅』が例外です)
こんな『酷鉄』ですけど一度は体験してみません?
『立石公園』
駐車場脇の展望が此方。
う~ん。例の映画の面影が無くも無いか。
平日のお昼過ぎ。駐車場も空きは僅か。他に駅からタクシーで来る人も居て思ったより混んでいました。
芝生に座って『お茶とおにぎり』と思ったのですが、諦めて展望台を目指します。
この展望台。寄贈したのは『諏訪精工舎』 そう『セイコー時計』です。
だから展望台は
日時計のなっているんですけど気が付かない人が多いのかな。
因みに私のスマホで13:55でした。
対して景色が変わる訳でも無いですけど、風が気持ちいい!
『立石公園』にお越しの際は是非とも展望台までどうぞ。
トイレ・水道等は駐車場に在りますけどゴミは持ち帰り。マナーです。