大谷不動

 

 『黒門』駐車場から一時間強のプチ山歩きの末、ようやく奥之院に到着です。

 

 実は訪れる一週間程前に、『お不動様』を『里宮』から『奥之院』へと移す『御山上り』が行われたみたいです。

 

 当番祭事や厄年の者が背負って山道を担ぎ上げます。

 

 その為参道は雑草が刈られたり、整備されていたのでしょう。

 

 『根子岳』から須坂に延びる山稜を境に、『米子不動』と『大谷不動』の二つの『御堂』が山深い山中に在り、修験者の『滝行』が行われた『滝』が『米子瀑布・不動滝・権現の滝』と『大谷・一の滝』です。

 

 

 御堂迄あと0.2kmの表示に『ロットの滝0.3km』と書かれていました。

 

 先にお不動様に参拝して、余力が残っていたら訪ねてみましょうね。 と自分に弁解して先を急ぎます。

 

 

 こんな山の中に立派な御堂です。

 

 しかも雑草などもしっかり除去されています。

 

 それも其の筈、途中から林道が通じていて車の轍が残っていました。

 

 『御山上り』の為に、大変な苦労をされたのでしょう。

 

 

 『サッシ』は防虫・防獣の為に致し方ないですが、写真を撮る時は反射が………

 

 

 イマイチ『お不動様』が不鮮明になってしまいました。

 

 

 簡易トイレ・水場が在り、イザという時の為に『防火水槽』に水が蓄えられていました。一面を水草が覆っていましたけど。

 

 

 『お不動様』に参拝しましたので裏手の『一の滝』を目指し………

 

 崩落の為進入禁止ですと。

 

 

 しょうがない戻りますか。(内心良かった~)

 

 

 境内に下がっていた此の『紐』は何だろう?

 

 気になる所だが何も書かれていませんでした。

 

 『ロットの滝』へ行こうかと思いましたが、『熊出没注意』に心折れましたので迷わず引き返します。

 

 

 バイクで『タカオチバ林道』走れりゃ歩かなくて良いのに………

 

 林道入り口には無粋な『関係者以外立ち入り禁止』の看板と『鍵付きのチェーン』が在るんです。

 

 『大谷不動』を訪れる方、『熊除け』と食料・水は絶対です。

 

 あ~夜、足が攣るかも。