古町豊受大神宮

 

 『西蓮寺』から流れ出る水は、すぐ北側の神社へと流れて行きます。

 

 神道ですから『太鼓橋』が架かっており、この橋を渡ると『神域』に足を踏み入れる事に成ります。

 

 稀に人が渡れない急斜面の『太鼓橋』を見掛けますが、神様のみが渡れる橋であり、人は迂回するようになっています。

 

 それでも『スニーカー』のゴムの進歩により、登れちゃうみたいですが。

 

 

 『豊受神社』の本社は『豊受大神宮(神宮外宮)』の事です。

 

 皇族が神宮詣での際にも必ず『外宮』から先に参拝します。

 

 『豊受大神』は、内宮の主神『天照大神』の食事を司る『御饌都神(みけつかみ)』として祀られています。

 

 一般には『五穀豊穣』を祈願して奉られる場合が多いみたいです。

 

 

 入口に『御札・御守り』の案内がでていました。

 

 因みに仏教に於いて、『写経』を納めたお礼に『寺院』が渡すのが『御朱印』

 

 それが『神仏混載』の折に『神社』でも『御朱印』が押されるようになりました。

 

 昨今は『御朱印』がブームで、何処の神社仏閣でも『御朱印』を領布していますが、『参拝記念』の名目で只集めるのが目的になっている人がかなりいるみたい。

 

 TVでどこそこの『御朱印』はこんな特徴で素晴らしいんです。とかの情報が流れると、翌日からは長蛇の列で人が並ぶそうです。

 

 しかも『御札』形式より、直筆で『御朱印帖』に書き込んでもらわないと気が済まないみたい。

 

 そんな人に限って『仏教』の宗派も、神社・仏閣の区別も付けないみたいです。

 

 貴方の『御朱印帖』は如何?

 

 

 『手水舎』の手前に『繁栄のシンボル』 奥には『安産』のシンボルが祀られています。

 

 

 拝殿は小さめながら『千木』と『鰹木』を備えた屋根を持っています。

 

 『鰹木』の数が多い程角が高い。

 

 

 拝殿の脇に注連縄の捲かれた古木が見えます。

 

 洞の中には

 

 

 洞の中に石が積まれ、その上に社がまつられています。

 

 立て札の墨書きが消えてしまっていますので何の社か不明です。

 

 

 『おたや祭り』 『おたや』とは『御旅宿』と書き、『伊勢神宮』の『御師』が全国行脚の際、神社備え付けの『旅宿』に寝泊まりしたそうですが、この『旅宿』のある神社の祭りを特に『おたや祭り』と呼ぶそうです。

 

 安く泊まりながら伝教する。『キリスト教』における『YMCA』みたいなモンですかね。

 

 私ゃもっぱら『ユースホステル』でしたけど。