『滑空場』って『グライダー専用滑走路』の事です。
海外では『四輪駆動車』が牽引ワイヤーを引っ張る所も在りますが、此処『霧ヶ峰』では『エンジン式ウィンチ』で一気にワイヤーを捲き上げます。
以前は週末ともなると『グライダー』や『ハンググライダー』『パラグライダー』などが何機も飛び交い、壮観な航空ショーを見せてくれましたが、事故が在って以来、めっきり少なくなってしまいました。平日ではほぼお目に掛かれません。
私のお気に入りの『グライダー・ビューポイント』は『車山』から『霧ヶ峰』へ向かう十字路手前の駐車場。その東の端に陣取ると、頭の上を滑空場へ降りるグライダーが通り過ぎていきます。
カメラを構えていると、車輪を出すタイミング迄バッチリ捉える事が出来たんですけど。
『滑空場』越に『富士山』が見えています。
こんな処を飛び廻れたらなぁ。
『霧ヶ峰農場・直売所』は無料トイレを備えた大型駐車場が在り、ドライブインや売店・給油所も在り多くの車・バイクでごった返すので、余り近寄りたくないのだが、今回は『滑空場」や『グライダーふれあい館』を訪れてみようかと。
因みに上の写真は『スキーリフト』と『霧鐘塔』です。
リフトの夏季営業は無いみたい。
まっ歩いて15分ですので健康の為歩きます。
『霧ヶ峰』の名前の如く、一度霧が発生すると、方向は全く分からなくなります。
現代っ子は『スマホ・GPS』で現在地を確認するなんて当たり前ですけど、一昔前は遭難の危険が在った為、『鐘』を鳴らして『霧鐘塔』の位置を知らせていました。
どんなに霧が濃くても遊歩道さえ歩いていれば迷う事は無いんですけどね。
ロープから先は立ち入り禁止。
日陰が無い場所ですので、それなりに暑さ対策必要です。
お茶とおにぎり忘れずに。