藤原咲平・顕彰碑

 

 『グライダー滑空場』ですから、障害物が無い方が良いに決まっています。

 

 故にこの丘の上には『スキー場リフト山頂駅』『霧鐘塔』の他に建築物は在りません。

 

 尚且つ『立ち木』もほぼ皆無。唯一木陰の在るのが『藤原咲平・顕彰碑』の周りです。

 

 

 陽射しがキツイ夏の午後。一息入れようと木陰を探して唯一見つけたのがこの石垣の一角です。

 

 レリーフに『藤原咲平』と在ります。

 

 こんな時、スマホでググれば答え一発!〇〇〇ミニ。(解かった人は55歳以上)

 

 

 元中央気象台長で在り、霧ヶ峰の丘陵地帯に昔留学したヨーロッパの『グライダー滑空場』を重ね、『グライダー研究所』を創設した人です。

 

 日本のグライダー発祥の地である『霧ヶ峰』は、発着陸可能な、なだらかな『丘陵地帯』と、幾つもの上昇気流が沸き上がる地形を持ち、『グライダー』にとって格好な場所です。

 

 一頃は三角の翼を持った『ハンググライダー』が流行でした。映画やプロレスラー登場のテーマ曲『スカイ・ハイ』を耳にすると何故か無性に空に憧れました。

 

 現在。割と気軽に『パラグライダー』で浮遊体験できます。

 

 地上数メートルの高さを数メートル滑空するだけなら、午前中いっぱいの練習で¥8000程で体験できます。

 

 自由気ままに空を飛び廻るなら『ライセンス収得』と『装備一式』が必要ですけど。

 

 

 『霧ヶ峰グライダークラブ』では、『二人乗りタンデム機』によるライセンス収得制度も在るみたいです。

 

 詳しい条件とかは『霧ヶ峰グライダークラブ』へお問い合わせ頂くとして。

 

 

 残念ながら石が柔らかいのか、風化して所々が読めません。

 

 『藤原咲平』さんの功績を称え、此処に顕彰します。的な内容だとは思うのですが。

 

 唯一の木陰に陣取り、お茶とおにぎりタイム。

 

 吹き抜ける風が気持ちいい。

 

 私が山に登る時(トレッキングですが)、『シャボン玉』を持って行く事が多いです。

 

 『童謡シャボン玉』の作者、『野口雨情』さんみたいに身内に不幸があった訳じゃありませんが、風に乗ってどこまで飛んでいくかを見たいもんで。

 

 『シャボン玉』が割れる理由のひとつが『重力』 『シャボン玉液』が下部に集まり、上部が薄くなって割れてしまいます。風に乗ってランダムに廻ればそれだけ割れにくくなり遠くまで飛びます。

 

 それと最近の『シャボン玉液』は『界面活性剤』や『グリセリン』を含んでいて、割れにくい『シャボン玉液』になっています。

 

 あっ。自然界に対しても優しい成分らしいですのでご安心を。

 

 此れが『100均』で売ってる子供向けオモチャなんですから。