『塩名田』で千曲川を渡り『八幡宿』では旧町並みの間を通って来た『旧中仙道』
『佐久平』からの『県道44号線・バイパス下仁田浅科線』と合流する『百沢東』交差点のすぐ脇に旧道分岐が在ります。(ほぼ気が付かない)
その集落の一角に在るのが『祝言道祖神』です。
新しい方は近年に造られたのでは?お酌している様子が見られます。
小さい方は風化してきてます。手を握り合ってるみたい。
桃の節句の『雛人形』は『結婚式』の様子を表しており、向かって左側が男性。
つまり此の道祖神とは立ち位置が逆です。
確かに男性の衣装、胸元とか見ると神官さんみたいだし、女性も『十二単』とかじゃない。
そうやってみると確かに滅多に見られない貴重な物なのかも。
隣は『消防団詰め所』と『火の見櫓』が建っています。目印にどうぞ。
『旧中仙道』は『布施温泉入口』の交差点でバイパスを渡ります。
布施温泉方面へ暫く行くと。旧道の案内が立っています。
車の(恐らく軽トラ)轍が見えますのでバイクで登って行くと。
いや竹藪で入れないし。仕方なく戻って来て迂回路を探します。
道標に『右 中仙道』の文字。当時だから 旧 なんて付かないのは当たり前。
見づらいですけど『左 布施方面』と書かれています。
『布施』から『長者原』を抜けて『美笹』に出て、『湯原』から『臼田』へ抜ける山道です。
どう見ても遠回りな気がするけど、道路沿いには古くからの『社』や『馬頭観音』なども見られるから、それなりに歴史は古い筈です。
『旧中仙道』は国道142号線の『望月トンネル』手前の『融雪資材置き場』で道を横切り『瓜生坂』へと続きます。
地区のボランティアさんが草刈り機で整備していました。邪魔しちゃ悪いからとっとと次です。