入笠山

 

 最近は通年営業のスキー場リフトのお陰で、ずいぶんと山行きが楽になりました。

 

 尚且つ『山頂テラス』が大流行りの昨今。リフトやゴンドラを降りたら直ぐ絶景が待っています。しかも『レストラン』や『売店』も在ったりして『トイレ』にも困らない。

 

 冬しか稼働していなかったスキー場にもかなりの収入をもたらしていると思います。

 

 

 『富士見パノラマリゾート』も、冬の『スキー&スノーボード』だけにあらず『マウンテンバイク』の『ヒルダウンコース』や、『入笠山登山』に大人気。

 

 この日の『ゴンドラ』利用者も『登山組』より『バイク組』の方が多かったかな。

 

 

 ゴンドラのケーブル越しに『八ヶ岳』がクッキリ。一番高いのが『主峰・赤岳2889m』です。

 

 『八ヶ岳』は『休火山』とされていますが、その麓各地に温泉が湧出していますので、地下の浅い所に熱源がある筈です。

 

 日本一高い位置に在る温泉、『本沢温泉・天空の湯』も『八ヶ岳硫黄岳』に在ります。

 

 

 『スキー場』ですので『ゴンドラ山頂駅』を降りると直ぐ緩やかな下り。

 

 夏草に覆われたスキー場の斜面と別に、『マウンテンバイク』のコースが、腕前に併せて幾つか用意されています。

 

 私は『オフロードバイク』に乗っていますので、多分ヒルダウンも平気。でも今日は自分の足で『クライミング』です。

 

 

 山頂駅から20分も歩けば『入笠湿原』です。

 

 でも余り草花は咲いていなかった。暑すぎるのかな。

 

 

 『野草園』では『ヒヨドリバナ』やら『ウツボカズラ』その他不明の花々が咲いていましたけど興味無い人には只の雑草。

 

 

 日本の国蝶『オオムラサキ』が『ヒヨドリバナ』の密を吸っていました。

 

 『蝶』と『蛾』の違いって知ってますか?

 

 一説には停まった時、羽を背中の上で合わせるのが『蝶』、折りたためるのが『蛾』とか、昼間に飛ぶ綺麗な模様を持つモノ『蝶』、夜行性で茶色系が多いのが『蛾』とされていますが、厳密に言えば両方とも『昆虫網鱗翅目』に分類され海外では同じ仲間とされます。でも『蝶』は英語で『バタフライ』『蛾』は『モス』って云いますけど。(モスラ~や、モスラ) 

 

 ついでに『パピヨン』はフランス語です。(スティーブマックイーン主演の脱獄映画が在ったなぁ。あっ私犬より猫派なもんで)

 

 

 山頂到着は11時頃だったんですけどかなりの混雑。

 

 しっかり登山スタイルの人も居れば、私の様にペットボトルだけの人も。

 

 山頂付近は日陰が在りません。暑さ対策と水分補給必需です。

 

 

 山頂によくある『方位盤』中心部は地図になっていました。(珍しい)

 

 

 雲が多くてイマイチ『アルプス』や『富士山』は観えませんでしたけど、300名山のひとつはクリアだぜイ。(リフト登山だけど)