御巣鷹山展望台

 

 8月初旬の店休日、オフロードバイクに乗って一路『北相木村』へ向かいました。

 

 途中、小海町のコンビニでお茶とおにぎりを買ってバイクに戻ると、一人の男性が話しかけて来ました。私と同じバイクに乗っていたそうです。此れから何処に向かうのか聞かれ、『ぶどう峠』から『御巣鷹山』へ向かうつもりですと答えると、1985年当時消防団員だったその方、飛行機墜落事故の一報を受け、『北相木村消防団』も総出で山に向かったそうです。其の時、小回りが利くようにと『オフロードバイク』で『ぶどう峠』を超えたたと云っていました。『ぶどう峠』を越え、群馬県に入って暫く行くと小さな御堂が在る。事故慰霊の為に長野県の有志が建てたものだそうです。

 

 『群馬県・上野村』には村内の国道近くに『慰霊の園』が造られ、現地に行けない人が慰霊を捧げる場所が在ります。しかし南佐久郡の事故に関わった多くの人が赴くには遠い為、『ぶどう峠』近くに『御巣鷹山』の見える場所を探し出し、狭い道路の脇に御堂を立てました。

 

 駐車場まで拡幅する予算は無かったそうで、すれ違い待避所に有志が建立したそうです。

 

 観光地ではありませんので、どれが『御巣鷹山』とかの案内も在りません。

 

 展望台と名が付いていますが遙拝所であり神聖なる場所です。

 

 

 残念ながら樹木が伸び過ぎ、『御巣鷹山』が見えませんでした。

 

 合掌の後出発です。