『ぶどう峠』経由で『御巣鷹山』を目指したのは『中之沢林道』経由で『上野村ダム』上流まで行ける近道だからです。
で『中ノ沢林道入り口』
ハイ。通行止めです。
2019年の台風19号が秩父から北上。長野・群馬県境に大雨を降らせ、鉄砲水や土砂崩落により多大な被害を与えました。
交通量の少ない林道などは補修が後回しにされ、挙句「通行止めでも困らないじゃん」と判断されたのか、現在も通れない道路が在ります。
『佐久穂町・古屋ダム』と『上野村・熊倉』を結ぶ『林道大上線』もその一つ。
普通の人には通れなくても何ら問題在りませんけど、『オフロードバイク』で林道を走って『景勝地』や『滝』を写真に撮りたい私には大きな痛手です。
『林道』には税金で造った道路を一般車両も自由に通れる『スーパー林道』と、入山目的や鉄塔建設の為に私費(一部公費)で造った『占有林道』が在り、後者はほとんどがゲートやバリヤーで閉鎖されています。
『スーパー林道』や地方県道などでも、『通行止め』が行ってみないと解らない場合が多くて………
私は若い頃から『ツーリング』や『ドライブ』をする時、『全国ロードマップ』なる物を駆使して道順を考えました。だから地図は『北が上』(北半球ですから)じゃ無いと方向感覚が狂います。
なもんで『カーナビ』の設定も常に『north-Up』 北を上にして表示します。
進行方向が常に上になると逆に迷う?(迷う訳ないんですけど)
この地図は北側に面して設置されていますから『北が下』
此れが一番混乱します。首を傾げるだけ傾けて頭の中で『north-up』に変換。
本線はしっかり舗装されていて、秋から山に入る人多い筈です。
『紅葉』しかり『キノコ狩り』しかり。
でも今年は『熊』の出没件数が突出して多いですから注意が必要です。
車は『鉄』や『硬質ガラス』に囲まれているから『猿』なんかと出会っても平気ですが、バイクだと下手すりゃ体当たりしてきます。
『熊』は、バイク走行中はバイクのエンジン音を聞いて『熊』の方から逃げ出してくれます。怖いのは『歩いている時』 取り敢えず『熊スプレー』だけはすぐ取り出せるようにベルトに取りつけて歩きます。他に100均の『火薬鉄砲』(バンって鳴る火薬のオモチャ)と「熊鈴』はウエストバックに入れてます。一度遠方を歩いている熊を見掛けましたけど何事も無く山の中に消えていきました。
『鹿』もよく見かけます。群れでいる場合も多いですけど、エンジン空ぶかしで逃げてってくれます。冬場の夜など融雪剤に撒かれる『塩カル』を嘗めに道路に顔をだしてる鹿に遭遇する事ありますけど、余り逃げないから『オスの角』で車を傷つけちゃう事も。
『猿』の群れに遭遇した時用に『護身警棒』もベルトに取りつける場合も在ります。使った事ありませんけど万が一の安心材料です。チンピラの群れと一緒で多勢に無勢で調子コク奴が必ずいます。『イノシシ』に襲われたことは無いですけど、イザ向かってきたら眉間に一撃(出来るかは不明)
『スズメバチ』対策に以前は『スズメバチスプレー』まで持って行った事在りますけど、大きさの割には噴射時間8秒でお終い。余り実用性は無いかな。で見かけたら兎に角逃げる。(あっ手で払ったり、走ると追ってきますよ)見掛けたら近づかないのが宜しいかと。
『蚊&ブユ&アブ』対策には『虫よけスプレー』が必需。小さな『化粧用スプレー』に小分けして持って行きます。露天風呂などで『アブ』に襲われたら頭上でぬれタオルを振り回すのが一番かも。
『ヤマビル』には首に巻いたタオルが有効です。頭上の枝などから落ちてきて、襟からシャツの中に侵入してきます。吸血されたら『タバコの火』を近づけるのが最善ですけど私ゃタバコ吸わないし。大体背中に入りますので一人じゃ無理。
『毒蛇』 日本の場合はマムシです。ヤマカガシは猛毒だけども毒牙が口の奥に在り、指でも口に突っ込まない限り咬まれない。蛇の攻撃範囲を迂回すれば大丈夫。一応『ポイズンリムーバー』も持っていますけど。
私は以前一度『スズメバチ』に刺されてますので今度刺されたら『アナフィラキシーショック』を引き起こす可能性が在ります。で『スズメバチ用アドレナリン注射』=『エピペン』が1本¥11000/1年有効(保険適用負担3割)刺され無きゃ無用ですし、単独行動が多い私。山の奥地で刺されたら注射しても医者に辿り着くまで何時間かかる事やら。
此れだけ準備万端・用意満タンで山行き。綺麗な場所を見つける為ですけど、この頃は足腰応えるし。翌日、痙攣や筋肉痛でシップ薬の出番ですもん。
あ~あ。許可車両及び許可者以外進入禁止。
解ってりゃ事前に連絡しとくけど、個人的撮影って許可下りない事が多いんだよね。
滝まで行きたかったな。