御巣鷹尾根・昇魂之碑 part2

 

 前回途中で書き込むのを辞めたのは、何か寒気が………

 

 私。特別霊感とか強いとか、感じやすいとか無いですけど、それでも過去何ヶ所か足を踏み入れるのを躊躇った場所が在ります。

 

 高所恐怖症も無い為、結構高い場所も平気。閉所恐怖症や暗所恐怖症なんてのも縁遠いですが、『佐久穂町・〇〇寺』とか『〇〇峠駐車場』とか………

 

 正直『御巣鷹山』 物見遊山やハイキング気分で行く場所じゃありません。

 

 

 実はこの場所に来るまでの間に『〇〇慰霊の碑』と名前と享年の書かれた『慰霊碑』がそこかしこの山の中に立っています。中には家族で在ろう同じ名字が同じ場所に。

 

 訪れたのは8月初旬。事故の在った8月12日に行われる『慰霊式』前に訪れた遺族・知人の方が居るのでしょう、生花が供えられた慰霊碑も在りました。

 

 山の中に細かく分けられた地番も、慰霊で訪れた際、山の中をさまよわない様にする為でしょう。

 

 色々な場所で『水』が汲めるのも、重い水を持って山道を歩かなくて済むように施された『手向けの水』です。

 

 

 昇り詰めると広場が在り、ベンチが置かれています。

 

 

 いくら整備されているとは云えやはり山道。普段運動不足ではかなりキツイ。

 

 日陰のベンチで汗を拭きまして。

 

 

 広場から一段高い所に『昇魂之碑』が建っています。

 

 『空の安全祈願之鐘』を鳴らします。

 

 『昇魂之碑』に向かって合掌。

 

 

 更に少し登ると

 

 

 『昇魂之鐘』が見えて来ます。

 

 

 石積みの上に『悲願航空安全』 そして『昇魂之鐘』

 

 その前には『航空機のあらまし』を刻んだ『碑』

 

 

 そしてそれらを見守る『御巣鷹茜観音』

 

 

 観音様の裏手の建物は

 

 

 沢山の『千羽鶴』と慰霊の御供えが供えられた祭壇があります。

 

 お線香をあげご冥福をお祈りいたします。

 

 

 悲しい出来事ですが、この事故をきっかけに『航空安全意識』が高まったのも事実です。

 

 犠牲になられた方の名前にもう一度手を合わせます。

 

 あくまで『慰霊』の目的で行く場所です。