荒船神社

 

 『荒船山』を御神体とする山岳信仰ですので『荒船神社』が在ります。

 

 『長野県と群馬県境』に位置する『荒船山』ですので、両県にそれぞれ『荒船神社』が存在します。

 

 『富士山』を御神体とする『富士浅間神社』が『山梨県』と『静岡県』にあるのと同じですね。

 

 『富士山信仰』が『浅間(せんげん)神社』なのに『浅間山』には『浅間神社』が無い? 

 

 高峰高原からの登山口には『山の神神社』が在り、此れが浅間山を御神体とする『神社』だったと思います。

 

 実は『浅間山山頂』に『祠』が在ったと思うのですが、現在噴火活動の為に確認に行けない状況です。(行きたいんですよホントは………でも規制だから仕方ないんです)

 

 

 さて『荒船神社』 位置的には『下仁田・荒船の湯』から旧道を西へ200m。

 

 今は走り易い『バイパス』を通過しますので、荒船神社の鳥居すら見えませんけど、50年前はこの旧道をトラックも走ってました。

 

 

 コンクリート製の階段中央に手摺が付いています。此れが歳とって来ると有難い。

 

 石段下には『狛犬』が。でも普通向かって右側は口を開けた『阿吽の阿』の形では?

 

 

 上の写真が石段下の向かって右側。下の写真は向かって左側。

 

 

 前脚の細さと云い、何て味が在るんだろう。

 

 でも何となく思い浮かべません?『ミニラ』 知っている人は分かる筈。知らない人は検索どーぞ。

 

 

 石段の脇に『夫婦杉』が聳えています。根っこが一つで幹が二つに分かれている。

 

 『杉』は『雌雄同体』なので、決して分かれた『雌雄の樹』がある訳じゃ無い筈なんですけど。(だから双子?)

 

 で悪名高い『スギ花粉症』は『雄花』から出る花粉のアレルギーです。

 

 

 石段はコンクリート製ですが基礎の石積みは『野面積み』それもそうとう古い形式です。この石積みが地震などでも崩れる事無く今尚健在なのに驚く。

 

 

 参拝を終え内部を拝見。夏なのにストーブ。(片付けなきゃねぇ)

 

 

 本殿はコンクリート製。割と新しいのか?それとも雨除けで在り、中に社が祀られているのか。

 

 結果、古いのか新しいのかよく解りません。

 

 それに拝殿から観た本殿の方角に荒船山無いし………