トンネル神社

 

 JR東日本発行の『大人の休日倶楽部』 

 

 年会費が掛かりますが、カード提示で乗車券が割引になったり、年に数度『JR東日本管区乗り放題切符』が発売されます。

 

 連続する5日間有効で新幹線自由席迄乗り放題(指定席は6回まで予約可能)

 

 土日祭日を含む場合も追加等無しです。

 

 料金は大人¥18800。例えば『五能線しらかみ号』や『小海線ハイレール1375』などの『リゾート列車』も指定席予約可能です。(別料金が架かる場合も在ります)

 

 要は『鉄道旅行のアイドル期』 格安にするから鉄道で旅行してね。の意図なんですが。

 

 例年のごとく当店は11月の紅葉シーズン頃から格段に忙しくなり、12月の『賃餅』が始まると、毎日AM1:00~PM5:00迄、2週間休みなし。

 

 考えただけで気が重くなるから、その前に英気を養う意味で旅行に出掛けます。

 

 温かい季節なら『バイク』で気ままにツーリング。目的地も決めず、足の向くまま気の向くまま。(足じゃ無くてタイヤですが) 昔はテントに寝袋でしたが、昨今キャンプ場以外のテント泊は中々難しくて。かと言って『キャンプ場』は大人一人〇〇円。バイク一台〇〇円。シャワーが幾らで、薪が幾ら。しかも予約が無いと邪険にされるし……

 

 そこで『ビジネスホテル』を利用ますが、チョットした駅前のビジネスホテルだと一泊¥10000が当たり前。素泊まりコースで¥7000程が相場でしょうか。

 

 私が良く利用するのは、築年数の古そうな『ラブホ』

 

 街外れの『ラブホテル街』には必ず格安のホテルが在ります。一泊¥3980~

 

 近くのコンビニで酒と食料買い込んで。風呂入って寝るだけですから。(しかもムフフのビデオとかも見放題) サービスとして食事(しかも二人前)の提供も在ったり、アーリーチェックアウトどころか気が向いた時間に出発可能です。

 

 有名な観光地を訪れる時、混雑を避ける為に『夜討ち朝駆け』は常套手段です。

 

 『ツアーバス』はホテルの朝食後に動き始めます。その前に移動できればある程度混雑が避けられますから。

 

 

 で私が申し込んだ『大人の休日倶楽部』の切符は9月30日~10月4日迄の五日間有効。

 

 一番の新幹線で『佐久~大宮~青森』(指定席2回利用)迄一挙に移動します。

 

 お昼少しすぎには『青森駅』 其処からレンタカー利用を考えていましたので車内でお酒は飲めませんが。

 

 レンタカーの予約してなかったので此処で少し時間が掛かりましたが、一路『下北半島』へ向かいます。

 

 

 私が一番最初に向かったのが『トンネル神社』

 

 私の知る限り、日本で唯一じゃないでしょうか。

 

 

 『トンネル』は言わずと知れた『青函トンネル』

 

 後ろに見えている『トンネル』が『青函トンネル青森口』です。

 

 

 

 ご神体は『叶明神』 不可能だと云われていた超難工事の『青函トンネル完成』の完成時『念ずれば岩をも通す』の諺通りに不可能を可能にしました。

 

 夢は叶う……で『叶明神』

 

 

 並んで『貫通石』が御神体として鎮座しています。

 

 

 『高倉健さん』主演『海峡』を観てからこの地を訪れると感動ひとしおです。

 

 神社周辺の写真を撮っていると『新幹線はやぶさ』が頭上を通り過ぎていきました。

 

 しまった。トンネルから出る処を撮りたかったのに。

 

 まぁ次のでも良いか……これが甘かった。

 

 

 展望台に登り、トンネル出口にカメラを向けながら次の新幹線は……と時刻表を見ると。

 

 

 今の時間は14時22分。さっき通過したのは上り下り二本!

 

 しかも次の新幹線迄1時間10分以上通過無し。悔し~。失敗した。

 

 皆さん。此方を訪れるなら14時10分には現地入りしましょうね。

 

 てことはレンタカーの事前予約しとけばよかったって事か。(反省)

 

 帰りに寄るしかなさそうです。トホホ……