誰でも知ってる『〇〇岬』は? と聞かれて直ぐ思いつくのが『襟裳岬』や『知床岬』そして何と云っても『竜飛岬』
誰もが唄える歌のタイトルとして知られています。
気象関係の人や昔の登山家なら『気象図』を書く事も在ったでしょうから、ラジオの『気象情報』を聞くと、
「台風〇号は現在、足摺岬の南100キロの海上に在り、気圧980hPa(昔はミリバールってたよな)、最大瞬間風速35m……」なんて云ってました。
『白紙気象図』に、ラジオを聞きながら記号を書き入れるのがカッコいいと思っていたので、必死に覚えたモノですが、現在は『無料気象アプリ』で、数時間後の『降水量』や『風向き』、更には『落雷予想』等の情報がスマホの地図上にリアルタイムで表示されます。それこそ山に行くから『小型ラジオ』を持って行くなんて過去の話。
『トレッキング』では『熊除け』の意味で『山ラジオ』を持って行きますが。
『崎』と『岬』の違いですが、海に突き出た陸地のうち、『山塊』の姿を残したままのが『岬』、それ以外の平坦だろうが丘陵だろうが砂浜だろうが『突き出している地形』を『崎』と云います。
気象庁では『山』のあるなしに関わらず『崎』を用いている様ですが。
『国土地理院』では『岬』 気象庁では『崎』 何やら縦割り行政のいびつな関係……は無いと思いますけど。
『竜飛岬』の駐車場に入ると目にするのが『自衛隊車両』
お土産売り場の建物もある駐車場の脇ですが、緊張感が漂います。
それも其の筈。船の為の『竜飛岬灯台』も在りますが、『軍事観測用レーダー基地』が在り、津軽海峡を通過する船舶に目を光らせています。
『自衛隊車両』の陰に『階段遊歩道』の入り口が在るのですが、近づいちゃいけない雰囲気。
灯台入り口に、日に焼けた『竜飛岬周辺図』が立っていますがよく読めません。
まぁ事細かに『軍事施設』とか『レーダー』なんて言葉が読めない方が良いのかも。
数年前まで、外国からの軍事脅威に対抗する為『イージス・アショア計画』が配備されようとしていましたが、現在は『ステルスミサイル迎撃システム』に変更になりました。
『怪獣映画』宜しく『迎撃ミサイル発射』車両が各地に配備されると、格好の攻撃の的になるのでは?と懸念されたのか、はたまた建設費や維持費が膨大になる。との憶測も在りましたが、真相は藪の中。
『イージス護衛艦』を多数所有する日本では、『海上』or『上空』に於いて敵の行動を偵察・観察し、即座に『ミサイル巡洋艦』や『ミサイル搭載潜水艦』から迎撃ミサイルを発射出来るシステムの方が有利だからでしょうか。
まっ『防衛力』に関しては、私が口を挟む事では無いですから。
私は自衛隊を応援しています。「有り難う」と声を大にして云いたい!
駐車場から『竜飛岬灯台』に向かって坂道を登って行きますと。
『海・もしもの時は118』 解らない人は覚えておいてください。
『海上保安庁』への救助要請などは『警察110・消防119』などの様に、『緊急通報番号』が『118』です。その下の『117』は時報。『116』は電話局への連絡回線です。
余談ですが『177』は気象情報。2025/3/31を持ってサービスを終了が決まりました。スマホが在れば要らんもんね。しかも有料なんてサービスでも何でもない。(無料ならサービスと呼んでもいいけど)そりゃ自然淘汰されるヮ。
密漁・密航・不審船……海難救助要請だけじゃ無かったのね。