恐山=うぞりやま

 

 下北半島の恐山に在る湖『宇曽利山湖』

 

 地図で見ると『ハート』に見えなくも無いのですが、カップルは行かないだろうなぁ。

 

 『アイヌ語』の「ウショロ」が語源で、後に『蝦夷語』の「ウソロ」に変化し、意味は『湾・入り江』の事だそうです。

 

 蝦夷との交流が在った『陸奥湾』の港が在った場所(むつ市?)を「ウソロ」と呼ぶようになり、『オソロ』に変化し『オソレ』 『オソレ』に在る山だから『オソレ山=恐山』 藩政時代に『恐』の文字を使わず『宇曽利』の文字が当てられました。

 

 決して『恐ろしい事が起こる山』の事では在りません。

 

 どころか『恐山』は『日本三大霊場』(他は比叡山・高野山)のひとつ。日本人なら絶対に行くべき場所です。

 

 『恐山』の霊場は『醍醐寺』のある湖畔の北部に位置し、火山性の荒涼とした岩肌と温泉の臭気を感じます。

 

 実は帰って来てから『醍醐寺・本堂』が、仁王門手前に位置している事に気づきました。(写真撮ってないから参拝していない?)

 だって、仁王門を抜けた参道の正面突き当りが『本堂』だと思うじゃ無いですか。

 

 風呂上がりでボ~っとしていたか。

 

 

 正面に建っているのは『地蔵堂』

 

 脇から『霊場』への散策道が在ったので気を取られていたのかも。(熊に気を取られた?)

 

 しかも『奥之院』では写真を撮った筈なのにデータが壊れている……

 

 まさか『恐ろしい事』が起こっている ワケ無いと思いますけど。

 

 

 『草津温泉・賽の河原』や『佐渡二つ亀・賽の河原霊場』なども訪れましたし、『登別温泉・地獄谷』なども観ましたが『恐山・賽の河原』が一番『賽の河原』っぽい?(ホンモノ観た事無いからあくまで感想です)

 

 

 今まで様々な『神社仏閣』や『修験道』の『山岳修行の場』を訪れましたが、足を踏み入れない方が良いと感じた場所は数ヶ所のみ。

 

 『千葉・鋸山』の『地獄覗き』や『戸隠神社・剣の刃渡り』も歩きましたが、『恐怖』と『立ち入ってはいけない感』は別物です。

 

 日本各地に『禁足地』と呼ばれ入ると祟られるとされる場所が在りますが、やはり只ならぬ気配を感じるとか。私ゃそんな場所は行きたいと思いませんが。

 

 

 強い火山性ガスの為、お賽銭も黒く変色してしまいます。

 

 

 『草津・白根道路』の様に、有毒ガスが発生する為『立ち入り禁止』どころか『駐停車禁止』の指示も無いですので割と安全なのかも。

 

 まだまだ続きますが次回に続く。