『青森』と云えば『ねぷた』 実際のお祭りは観た事無いですけど、以前青森駅前の『ワ・ラッセ』を見学した事があります。
体育館程も有りそうな広さの建物に、巨大な『佞武多』が展示されていました。
薄暗い中に光り輝く巨大な『佞武多』に圧倒。で今回は『立佞武多』を観たいなと『五所川原』へ向かう事にしました。
今回、青森へは『大人の休日倶楽部』で『新幹線』を利用しましたが、『竜飛岬』や『恐山』へは『レンタカー』を利用しました。
ご存じ『大人の休日倶楽部』は『JR東日本管内』ならば『新幹線』を含み鉄道乗り放題。しかも『三陸鉄道』や『五能線・リゾート列車』も付随しています。そりゃ乗らなきゃ損。でも案外『青森』って鉄道で行くのに不便な場所が在りまして……。
今回も『青森駅』から『五所川原』へ行くのにJRだと偉い遠回りと時間のロス。
で『青森~五所川原』迄を『路線バス』で移動しました。
TV番組の『ローカルバスの旅』宜しく『路線図』を調べると『青森市・新町2丁目』から『五所川原』行きの『広南バス』が出ています。
その為に『新町』周辺の格安の宿を予約したのですが、『レンタカー営業所』も近く、『夜の街』も歩いて直ぐ。大正解の青森泊でした。(えっ只居酒屋で呑んだだけですが)
当日は運転する予定も無かったので、朝から『ウィスキー・ポケット瓶』のキャップを開けまして。
『バス』が到着すると車内に乗客はおらず乗り込んだのも私独りだけ。一番前の席で前方を観ながらと思ったのですが、『前乗り・前降り』の『ワンマンバス』だった為、左側の最前部は『シルバーシート』になっていました。尚且つ『荷物置き場』らしき台が運転席の後ろに在ったので、荷物を置いてその後ろに座ったのですが前方視界はほぼ無し。その後の乗客数も数人しかいなかったので後部座席の方が良かったかな。
で当然の様に写真を撮る事も無く『五所川原』到着です。
バス車内で唯一撮影したのが『非常ブレーキ』?
運転手に万が一があった場合、このボタンを操作する事でブレーキが掛るみたいです。
過去何度かあったバスの暴走事故を防ぐために開発されたシステムでしょうか。
バスの車内を観てみると、『防犯カメラ』が数台。しかも『運転席』を撮影するカメラまで在ります。
『料金表』が『液晶表示』 昔みたいに『ロールアップ』して更新していくのは時代遅れみたい。
『GPS』を利用して『位置情報』から『次の停留所』を案内するみたいです。運転手のうっかりミスの心配も無く、運転に集中できる良いシステムだと思います。
『五所川原』市内に入り商業地を走っていると、女性アナウンスの声で次は『立佞武多館』と案内がありましたが『立佞武多館』の開館時間迄はまだ少しあるので終点の『五所川原駅前』迄乗り過ごします。
駅に置かれているパンフなどで情報を仕入れて外に出ると『雨』
天気予報では『降水確率50%』でしたのでまぁしょうがないか。傘を広げて歩き出します。
『五所川原駅待合室』の一角に在った『電車運転席』
『懐中時計』を入れる『穴』がナイスです。
壁には『伝言板』 でも『チョーク&黒板消し』が無い処をみるとイミテーションです。
何故か一角は『昭和レトロ』なスペースになっていました。
立ち入り禁止じゃ無いから『お弁当』広げるのも可能?
『ブラウン管テレビ』や『ラジオ付き置時計』 底に重りの入った安定感抜群の『三枚羽根扇風機』 絶対其処には置かない『ダイアル式電話』『ポップアップ式トースター』は此の色で良いの? 『魔法瓶』なんて知らないかも……。
ふと思ったのは、国民的TVアニメ『サザ〇さん』の世界じゃん。
『エアコン』の利いた部屋で『大型液晶テレビ』を見ながら『アイランド式キッチン』でテーブルを囲む。『サザ〇さん』じゃ無いな。