『国破れて山河在り 城春にして草木深し』
有名な『杜甫・春望』の一節です。 中略
『白頭掻いて 更に短し 渾て簪に 勝えざらんと欲す』
詳しくは『春望』でググって貰うとして、実に高校の古典以来かな。
『戦には負けたが 春には草木に新芽が芽吹く 中略 白髪頭を掻いた所で薄くなった髪には 簪を(髷に)刺す事も出来ない』
どうしても途中が思い出さないのでググってみたのですが、一番最後が自分の事の様でして。
確か『五つの漢字四行』が『五言絶句』 『五つの漢字八行』が『五言律詩』で、言葉が出なくなる状態=『絶句する』の語源だったと思います。
『松尾芭蕉』も『奥の細道』に『夏草や 兵どもが 夢の跡』と詠んでいます。
『中国』も『日本』も、戦争が終わってみれば何も残らず また季節が巡るって事でしょうか。
今戦争している『プー〇ン』『タリバン指導者』やらその他諸々の馬鹿に言ってやりたい。(言った処でどうにもならないのでしょうけど)
『戦争は次の遺恨を産むだけで、解決出来る事は何も無い』
なんて事を『千秋公園』の土塁を散策していて思いました。

桜の樹が多い城内は、春に花見の人出賑わうのでしょうね。
私ゃ『花より団子より酒』です。花見茶屋が在れば『熱燗+おでん盛り合わせ』ですが、花冷えする頃なので『ウイスキー』のクピ呑みが好き。

東屋在り、小さな池在りの庭園をゆっくり歩きたかったのですが、新幹線の時間迄に他に幾つか廻る処が在るから少し急ぎます。

高台になるので『秋田市街』が一望できるはずなのですが、まだ葉っぱが青々としています。紅葉落葉迄はまだ時間掛かりそう(10月初頭です)

商売の関係で『平日休み』の特権ですが、混雑どころか全く人に逢いませんでした。
紅葉の時期になろうものなら人が出るんだろうけど。
さて『英気』を養えた事にしまして。 次です。