『東北四大祭り』と云えば、八月初頭に『秋田竿燈』『青森ねぷた』『山形花笠』『仙台七夕』の順で盛大に行われます。
旅行社の『四大祭りツアー』のプランを見ると、宿泊が三ツ星クラス温泉ホテル、移動が新幹線の四泊五日で東京発¥200000位……無理だな。
『青森ねぷた』は『青森ワラッセ』で山車を観たけど祭りの迫力は実際に経験しないと。
今回の旅行で『五所川原・立佞武多』だけは観たい!
『七夕』は地元で規模が小さいけど『七夕祭り』が行われるし、『花笠祭り』も沿道で踊りを見るだけ。
『竿燈』TVでもよく見かけるからその大きさだけ体感しようかなと『秋田ねぶり流し館』迄やって来ました。

『ねぶり流し』って? 正式には『秋田市民芸芸能伝承館』というらしく、観光案内に必ず載っています。
えー、正直な気持ち「駐車場狭っ」 駅から歩いて来る人が多いからなのかな。
大型バスが立ち寄る場所では無い事は確か。それでも高校生以下は無料という事なので、資料展示館的な役割で訪れる人が多いのかも知れません。

大きさの違いは『大人用=大若・高さ12m、重量50㎏』『中・高生用=中若・9m、30㎏』『小学生用=小若・7m、15㎏』『未就学児用=幼若5m、5㎏』更にはミニチュア版も。

料金を払いホールに足を踏み入れると実物の『竿燈』が展示されています。
薄暗いホールの一角では『竿燈のあらまし』とか『祭りのビデオ』が流されています。
出来れば実物に触れて重さを感じたりしてみたかったけど、倒れたら危険という事なのでしょう。見るだけ。
子供の頃、指先に閉じた傘を立てたり、竹ぼうきを掌に立て、かけっこの競争したりしませんでした?得意だったけどなぁ。

一通りの見学の後、見学順路に従って二階へ。そこには秋田伝統の祭りの色々が展示されていました。

エレベーターの中から撮影



正直、『五所川原立佞武多』の迫力が凄すぎてチョット拍子抜け。
一通り見学を終え、館から出ようとすると、「隣の金子館も見学ください」と声が架かりました。(しょうがない行ってみるか)