香嵐渓

 

 暦の上では間もなく『雨水』を迎え、一段と春らしくなるのに、ブログの上では『秋』の始まりです。

 

 2024/11の店休日、紅葉を求め向かった先は『香嵐渓』

 

 某旅行情報誌で『中京地区一の紅葉』とされてから一度は訪れてみたい場所にピックアップしていました。

 

 朝3時に家を出発。国道142号で『岡谷』、『辰野』~国道153号線をひた走り『飯田』『根羽村』を超えて『愛知県・豊田市』へ。(飯田~香嵐渓までコンビニ在りませんので注意)

 

 それでも朝8時前には香嵐渓駐車場に到着です。

 

 

 駐車場のゲートは開いていましたが、有料の看板が在るのに誰も係員がいない。

 

 後でトラブルのも嫌だからトイレに行ったり、自販機のお茶を飲んだり。そうこうしている内に係員が到着。領収書を車のダッシュボードに置いてイザ散策開始です。

 

 

 おじさん(私の方が歳かも)曰く「2.3日前からようやく色付き始めたんですよ。其れ迄は暖かすぎて緑色しか見えなかったんです。観光バスがバンバン来るのに申し訳なくて……」ですと。

 

 

 我が地元に『ぴんころ地蔵』が在る為か、お地蔵様には必ず手を合わせます。

 

 屋根が掛けられた時には『大きなお地蔵様と六地蔵』は並んでいた筈。

 

 解らないのが六地蔵の隣の小さなお地蔵様。何も書かれていませんから何とも言えない。

 

 イラストを見る限り『大きなお地蔵様=延命地蔵』だとは思うのですが、台座に『右・左』と彫られていますので『道標』的な役割を持っていたのでしょうか。

 

 賽銭箱に隠れて文字は見えませんでしたが、この右手を行くと『飯盛山』へと続いている筈です。

 

 

 『香嵐渓』とは。『香積寺』の『香』と『巴川』を駆け下る風『嵐気』の『嵐』をとって此の渓谷を『香嵐渓』と名付けたのが『毎日新聞の本山彦一(社長)』だそうです。

 

 以前何度か国道153号線を走っていますが、紅葉期じゃ無かった為、『香嵐渓』で足を止めた事は在りませんでした。(でわざわざ紅葉を観に、下道で此処まで来るんですから物好きっちゃ大の物好きは否定しません)

 

 石柱に『香積古桜林』と読めます。桜の季節も綺麗だろうなぁ。

 

 

 『香嵐渓のもみじ』については石板に刻まれていますが、並んだ石仏『ウサギ』ですかね?

 

 真ん中で花台になっているのは……?

 

 此れもっとアピールしてくれないですかね。