新年明けましておめでとうございます。 って何のこっちゃ。
やっとブログは 2025年新春に突入します。
暮れは大晦日の大掃除に追われ、正月一日は初日の出を拝んでから『くるみ餅の仕込み』 佐久平駅納入分だけでも作らないと。
仕上げは翌日ですので、一日・二日は『昼酒・昼寝』と新春早々怠惰に過ごします。
で三日か四日、特に日は決めませんが、毎年必ず『諏訪大社下社』へ『初詣』と『少林山・達磨寺』へ『繁盛ダルマ』を買いに行きます。
何時もは4日だったからか規制も無く、大駐車場までスムーズに入れましたが、今年は3日に行った為、交通規制で『諏訪大社下社春宮』周辺に近づけず、仕方ないから『秋宮』近くに車を停めました。
初めに『秋宮』に参拝し『旧中仙道』を歩いて『春宮』へ。午後2時過ぎだというのに参拝者は長蛇の列。一番後ろに並びましてひたすらノロノロと歩きます。
小一時間も並んだ末にやっと『拝殿』到着。
毎年参拝させて頂いてますので先ずは昨年の『願ほどき』そして新たに『願掛け』します。
正式な作法として賽銭箱前にて『略礼』、『鈴緒』を鳴らしお賽銭を納め(決して放り投げない事)『二礼二拍手』この時お辞儀は深い程良いとされています。柏手を打つ時は、合掌した状態から右手を第一関節分下げると音が響きます。二拍手の後再び合掌の状態に掌を併せ『祈願』します。この時「住所・氏名を神様に告げ(でないと誰の願を叶えるのか神様が困るから)かなえて欲しい願い事を具体的にお願いします。出来れば公共性の在る願い事が良いとされていますがあくまでcase by case.
余り感心できないのが「宝くじが当たりますように」的な欲望丸出しの願掛けとされています。それでもどうしても「宝くじ高額当選」を希望するなら「私は✕✕に住む〇〇と申します。訳在って一億円が必要です。宝くじの一等を当てて下さい」と具体的にお願いすると良いとか。(それで当たれば皆金持ちですけど)
公共性の在る願掛け、今年は「世界中で争いが無くなります様にお願いします」、少し前は「少しでも早く新型コロナが収束します様に」でした。
余り沢山の願掛けも神様に聞き届けて貰えるかどうか……後ろに待ってる人が大勢いるなら尚の事ですね。
人によって願いは様々でしょう「〇〇の病気が感知します様に」とか「良縁に恵まれます様に」など個人的なお願いをする事も在るでしょう。そしてもし願いが叶ったら『お礼参り』(ヤンキーの専門用語みたいになっちゃいましたが)若しくは『願ほどき』
落語の下げ「甲府~ぃ お詣り 願ほどき(豆腐 胡麻入り雁もどき)」ってのをつい思い出します。
甲府ってのは『身延山久遠寺(日蓮宗)』の事なんですけど。
江戸時代、『三代将軍家光』が整備を命じた『五街道』、『江戸日本橋』を起点に『東海道』『中仙道』『甲州街道』『奥州街道』『日光街道』の五つの街道の事を云います。
日本橋を出発し『東海道』最初の宿が『品川』、『中仙道』は『板橋』、『甲州街道』が『新宿』、『奥州街道&日光街道』は『千住』が宿場町として発展した町でした。今は人口増加と共に街が拡大、挙句全部くっついちゃって境界線によって区切られているだけですけど。
『日本橋』を出て『新宿』『高尾』『大垂水』『猿橋』『甲府』と続く『甲州街道』は『韮崎』から『富士見』『茅野』と釜無川沿いに進み『諏訪』の『下諏訪大社』付近で『旧中仙道』と合流します。
『諏訪宿』は『諏訪大社』のみならず『宿』の他『問屋場』『温泉』『賭場』『遊郭』など人の集まる条件が揃っており、かなり大きな宿場町であったと同時に治安を守る為に青年会や自警団などが発達したそうです。

国道142号と『湯田坂』の交差点脇なのですがこんな御堂が在った事も気が付きませんでした。 対向車等に気を取られる場所で在ると同時に、普段『諏訪大社春宮』と『秋宮』の間を歩く事は無いですから。
残念ながら説明文は日に焼けて判読不能。
兎に角冷えた体を温めたいと『旦過の湯』が先。(高温で有名な温泉です)
ゆっくり入っていたら辺りは暗くなっちゃった。詳細は再訪するしかないかな。