蔵の一階部分に『酒造りミニチュア人形』が展示されていましたが、他はどちらかと云うと『古民家家具』や『農具』が多かった様な。確かに『秤』や『蒸篭』なども在りましたが『酒の資料館』と呼ぶには? と思いながら庭へ。
『酒』の神様は『松尾様』ですので『造り酒屋』には必ず『松尾大社』が祀られている筈。しかし途中から立ち入り禁止になっていましたので『松尾様』は拝めませんでした。
蔵の二階部分へ上る外階段を上って見ると。

色々な銘柄の書かれた『四合徳利』や『薦被り』がズラリと展示されています。
靴を脱いで奥へと進むと、湿気を嫌う為か二重ドアが在ります。

凄い数のコレクションです。『徳利』『杯』『猪口』『樽』興味ある人が見ると大変面白いかと。

神棚が在りましたので『松尾様』は此方かな。

こんなの見ながら『お酒』(モチロン日本酒)飲んだら美味しいだろうなぁ。

『ジン』の容器でしょうか。 中々シャレが効いてます。
『カミュ』の『ブックボトル』なんぞも在りました。

日本各地の『焼き物』が揃っています。そしてすべて『桐箱』が設えて在ります。
凄い凝りようとお金……
私の好きな漫画に『BAR レモンハート・作 古谷三敏さん』が在ります。
『中村梅雀』さん主演でドラマにもなりました。
その一話に
お金持ちの男が小さな『盃』に出逢います。どうしてもそれが欲しくなった男は全財産と引き換えにその『盃』を手に入れますが、無一文のホームレスに身を落としてしまいます。それでもその盃で一杯のお酒を飲むたびに最高に幸せな気分になれるとか。
一度どこぞの酒席で『魯山人』作の『杯』で吞んだ事在りますけど、女将が先に値段云ったので逆に気を使って美味しくも何とも無かった。(確かお猪口一個がウン十万! 云わなきゃいいのに)
家に在る酒器で一番お高そうなのは『江戸切子』の『ぐい飲み』かな。と云っても三千円位でしたけど。
いきなり春めいてきた今日この頃。日本酒吞むなら『グラスで冷』が宜しいかと。
『カツオの酒盗』と『豆腐』でも買ってきますか。