旧中仙道を佐久に向けて走行中、交差点の信号待ちで見つけた石像。
『小田井』には『佐久地籍』と『御代田地籍』が在ります。
『小田井』と云う集落が『市町村制度』により二つに分けられてしまったとか。
『佐久市小田井』の小学生は『岩村田小学校』へバス通学しています。
『御代田町小田井』の小学生は『御代田南小学校』へ徒歩通学です。
『御代田町』と云えばもう一つ面白い発見が、『佐久インターウェーブ』の中に在る『サンキ』や『ゲオ』は『御代田町』らしいです。(企業税などは『御代田町』に入るのか)

信号待ちをしていてふと見つけた石碑。気になってバイクを降りました。
一応フェンスで囲まれていて、入り口にロープが張ってありましたけど『立ち入り禁止』とかにはなっていませんでした。
石碑には『御嶽山座王大権現』や『八海山』『三笠山』などの山岳信仰の文字が刻まれています。

此方の石仏は『御代田町』不動明王』でしょう。
剣を持ち、背中に『迦楼羅炎・カルラエン』と呼ばれる炎を纏っています。
通常顔は『憤怒』の表情で『悪』を睨みつけているのですが、此方の『お不動様』どこかのんびりしてるみたい。

『修験道』に於ける『山岳信仰』や『真言密教』の『お不動様』、更には『石の祠』などなどが一堂に会した形になっています。
恐らく『旧中仙道』の舗装工事の際、分散していた『石像・石碑』を管理しやすくするために此の場所に集めたのでしょう。
普段、信号や交差点に注意する為、見過ごしてしまう場所だっただけなんですけど新しい発見でした。